浜松町『アロマアクト』日高まなさん
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前回、スタッフさんとの話で「美人で性格の良い人だけを採用している」と聞いていたので、今回はいっそのこと店を信頼して
Freeで入ってみることにした。施術についての評判はユーザーによってニーズがまちまちなのでそれほどアテにならないが、容姿や性格については店のスタッフの評価とこちらの実感がそうそうブレることはないと思うからだ。

そして、少しドキドキしながらの初対面。

おっ、アレ?

こんな人居たっけか?

と正直思った。

だが、Twitterで見ていた写真を思い出してすぐに納得。

Twitterの写真の美少女という感じとはかなり印象が違うが、目鼻立ちがハッキリとして美人なところはまさしく写真の通りで、写真と違うのは思ったより丸顔でしっかりとしたお姉さん的な抱擁力を感じさせる雰囲気を持っているところだ。

だから、普段なら流石にすぐには自分の身分を明かしたりしないのだが、「今晩は、Twitterで丁度昨日絡みましたよ」という具合に会ってすぐさま自己紹介をしてしまった。

体験ブロガーとしてはまずそういうことはしないのだが、今回はただただ店への信頼感だけを頼りに完全プライベートでの訪問だったので、その辺りも好きにさせて貰ったという訳だ。こんな調子で、無防備に、無造作に、無遠慮にセラピストさんに対峙すると、結構な割合で相手に嫌な思いをさせて、当然の如くあんまり楽しくない時間になることも少なくないのだが、日高さんはこの辺り大人の余裕というのか、接客の何たるかがわかってらっしゃるというのか、否心が広いと言うべきなのか、極めて鷹揚な感じで、僕の日頃の疲れやら、もやもやら、溜まり溜まった身体と心の澱をすべて受け止めて、見事洗い流すかのように接客してくれた。Frankという言葉がぴったりの彼女のその気取らない優しさにはすっかり癒され、ああ、これこそが僕がメンエスに求めているものだと大いに満足できた。


施術は実に王道で、組み立て的にも内容的にも今のところ特別変わったものは何もない。

だから、今後より良い施術を目指すなら、体勢の転換や手技の配置、脚技の導入、体重移動や指の角度の工夫によるマッサージ圧の強弱の調整など、まだまだやれることは沢山あるだろう。だが、そんな改善案は極めて贅沢な要望で、その長くて綺麗な指とたおやかで大きな手のひらから生み出されるオイルトリートメントは身体の隅々まで境界なく丁寧に行き届いた安定感たっぷりのもので、無駄にエロさを煽るようないやらしい手つきがまるでなく、終始安心して気持ち良く受けることができた。時折、そこに爪を交えてのフェザーが加わる感じも、解しや流しの快感と少しくすぐったいようなゾクッとするような快感のバランスが非常に良く、メンエスならではの心地良さを大いに味わうことができる。

そして、これだけは触れない訳にいかないと思うのは日高さんのその最高に美しい肌のことだ。僕などは敏感肌で常に気をつけていないとボロボロになってしまうので、彼女のその素晴らしい肌質は異性ながら本当に羨ましい限りである。人間相手に、女性相手にこういう言い方は逆に失礼だとも思うが、密着してもらうと極上の材質の肌着を身に纏わせてくれているかのような最高の感触が味わえる。絹というのか、スライムというのか、つきたての餅というのか、あるいは白磁のようというのか、そのどれともちょっとずつ違うが、個人的には皮の中でも最も柔らかいとされる鹿革を更に舐めした素材の上にジェルを塗り広げた感じとでも形容したら一番近いのではと、もはやメンエスの体験記ではないような喩えを捻り出してしまった。その辺り、話題に出してみたら、曰く、肌トラブルもなく、強くしなやかな肌を元々授かっているようで、日高さんはこれまたメンエスにはうってつけの資質の持ち主のようだ。少なくないセラピストがオイルトラブルに苦しんでいることを普段から耳にするのでこれはこれで一つの才能ではないかと思う。

こんな風に心地良い適度な密着と過度なほどに本音爆発のお喋りを続けながら充実した120分間は終わりを告げた。間には僕なりの要望を伝えての頸肩周りの重点的マッサージやら大好きなハグなどにもFlexibleに応えて貰えてるから、いつも以上にヴォリューム満点という印象だ。

楽しい時間はよくアッという間というが、濃密で楽しい時間はゆっくりと噛み締めるように進んでいく。今日の120分はそんな嬉しい長さを感じることができた。


メンエスだからとか何とかではなくて、結局これは接客業で、ある種決まったフォーマットはあるものの、お客としては色んな意味でリラックスしたくて癒されたくて、明日も頑張ろうと思えるような気持ちになりたいからこそ高いお金を払って来ている訳で、贅沢な言い方をするならこの場所に行ったら、行く前よりも元気に、楽しい良い気分になって帰れないと、全く行く意味がない。

もちろん、それにはユーザーにはユーザーなりの、セラピストにはセラピストなりのエチケットが必要だが、そういうサービス業、接客業としての本質は、どういう看板を掲げたとしても変わらない筈だ。その意味で、働いている人が如何に自然とそういう気持ちになれるか、そういう意識でこちらに対峙してくれるかは、その職場の環境やら仕事自体がその人にとってどれだけ合致しているかによって決まるのではないだろうか。

その意味で今日お逢いしていた日高さんはもう実に自然そのもので初めて会ったとは思えないほどのリラックスした時間を過ごすことができた。かれこれ1年半近くになるというそのセラピスト歴で、それなりに面倒な客に会うこともあったとは言うが、不思議なことに一度として辞めようと思ったことはないという。彼女はこの仕事が好きなのだろう。

日高さんがリラックスして、楽しんでそこにいてくれるからこそこちらもリラックスできる。まさしくそんな感じだった。


今日はFree(誰か決めなかったが)で、Flexible(柔軟な対応で)で、Frank(実に気さくで楽しい)な時間を存分に楽しむことができた。頭文字を取って3F

アロマアクトはメンエス通いの新しいキーワードを見つけられる店かもしれない。